末期癌と闘われる方々への
希望や勇気となりますように

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標準治療の限界と問題点

末期癌克服への架け橋区切り線

 
 

難病末期癌からの生還~部位別・ステージ別10年生存率

部位別・ステージ別10年生存率

私は父が末期癌と宣告された当時、時間の許す限り図書館へ通い、書籍などで標準治療や西洋医学について調べました。主治医にも質問して理解を深めていきました。色々と調べた上でも、私は標準治療や西洋医学を頭から否定する無責任な偏った考えでは全くありません。しかし、残念ながら現在100%完璧と言える標準治療がないのは間違いのない事実です。早期発見のガン以外は西洋医学によるガン標準治療の成績も、素人の私たちが期待するほど良くないのが現実です。「ステージ4の5年生存率」は全ガン平均で僅か10%台です…。膵臓、食道、胃、肝臓、肺・気管など、癌の部位によっては1ケタ台%だったりします…。前立腺だけが40%台と高い5年生存率を示していますが、それでも2人に1人は5年後には生存すらできていないのです。5年生存率や10年生存率は「完治率」を指すものではありませんので、癌が消えてなくなっていて治療をしなくても良い状態の率を表しているわけではありません。再発して治療中という患者さんが多く含まれています。つまり「ステージ4で完治出来る確率」は驚くほど低いのが現実だと言えます(右表は「10年生存率」)。私の父もステージ4の末期で癌が発見されましたので、標準治療で根治なんて望める状況ではなく、主治医からは当然のように「延命治療を行います」との説明を受けました。つまりは、末期癌を標準治療だけで根治させるのは至難の業ということです。

 
父が闘病当時、私は米国カリフォルニア州立大学(UCLA)医学部に留学中だった親友に相談をして、アメリカでのガン治療の考え方などを教えてもらいました。日本では当時も西洋医学・標準治療以外のものを見下したり、標準治療至上主義的な風潮があるにはありましたが、今はネットが普及し以前よりももっと酷い状況になっているように感じます。
 
アメリカでは、末期のガン治療においては「日本みたいに癌が見つかったら、すぐに何でもかんでも標準治療でガンガン治療する」という考え方ではなく、基本的には「積極的に標準治療を使ってまで癌と闘わない」「健康的な生活・正しい食生活などを基本に、癌と向き合い、癌と共存し、癌を受け入れていく」…そんな考え方のようです。そして痛みの軽減など「必要ならば標準治療を使うこともある」…という補助的な使い方だと親友は言っていました。
 
「医療先進国アメリカのガン治療では、日本ほど積極的には抗癌剤を使わないよ」と聞いて驚きましたが、アメリカでは「抗癌剤治療は延命に繋がらない」「QOL(生活の質)が非常に悪化する」「抗癌剤で癌は根治不可能」と気付いた1990年代に、ガン治療の方針を大きく変えたと言われています(詳しくはこちら)。
 
それから何十年も経ち、積極的に抗癌剤を使わなくなったアメリカや欧州の延命やガン死亡率などの成績は確実に改善しました。末期癌患者のQOLも非常に改善したと言われています。抗癌剤の副作用で苦しんで寝たきりになる患者さんが明らかに減り、健康的な体質へ改善するために食事や生活、運動などを取り入れる事で、標準治療を積極的に行うよりも延命出来たり、癌との共存で生き続ける方が増えています。さらに日本とは違って「良いもの・必要なものはどんどん治療に取り入れていく」という合理的な考え方なので、積極的に西洋医学以外の治療法、東洋医学も補完代替療法も機能性素材も、ドクターの判断で治療に取り入れています(統合医療)。結果、QOLが高いまま延命する方が増えるのは勿論、癌と共存出来たり、ガンが縮小したり、完全に完治したりする人が一定数出て来ます。
 
では、日本はどうなっているのでしょうか…
 
 

 
癌が死因の1位になったのは1981年のことです。その後、癌の罹患数、死亡数とも年々増え続けています。癌による死亡数は30年で2倍以上に膨れ上がりました。もちろん、世界的に見ても、癌は患者数も死亡数も増えています。
 
しかし、世界中で癌で亡くなる人の65%は発展途上国の人たちです。先進国では、癌が原因で亡くなる人は減り続けているといいます。どういう事でしょうか?
 
欧米では、大体毎年5%ずつ癌死亡数が減っています。それに比べ、日本では増加が止まりません。1995年の時点では日本も米国も同程度でしたが、それ以降、差はどんどん開いていると言われています。米国では1年間に癌で死ぬ人は約57.5万人、日本人は約36.5万人です(2021年は38万人超)。人口10万人当たりで換算すると、日本人の死亡率は米国の1.6倍にもなっています。日本は先進国であるにもかかわらず、癌が原因で亡くなる人が増え続けている唯一の国なのです。
 
 

米国のガン死亡率、25年にわたり減少続く

 

米国での癌による死亡率は1991年のピーク時から2016年までの25年間にわたり堅調に下がり続けていることがわかっています。米国がん協会(ACS)が調査結果を明らかにしています。
 
米国全体でのガン死亡率は25年間で27%も減少しました。これは、ピーク時の死亡率を維持した場合よりも、死者数が約260万人減ったことを意味します。1991年が死亡率のピークでした。
 
報告書を執筆したレベッカ・シーゲル氏は「過去25年にわたって癌の死亡率が低下し続けているのは朗報だ」と指摘しています。米国での癌以外の主要な死因については変化が見られなくなりつつあることから、癌の死亡率の減少基調は「少し驚きだった」と付け加えています。
 
米疾病対策センター(CDC)の直近のデータによりますと、2017年の米国での死因の上位3つは、心臓疾患、癌、事故もしくは意図しない負傷でした。
 
米国で1991年に癌で死亡した人の割合は10万人あたり215.1人でした。この割合は毎年約1.5%低下し、2016年には10万人あたり156人の水準に低下していました。
 
世界保健機関(WHO)によりますと、世界的に見た場合、癌に罹る人の数は増えています。WHOが発表した試算では、2018年だけでも、新たに癌と診断される人の数は1810万人にのぼり、癌による死者数は960万人としていました。癌は世界全体で見た場合、死因の2番目に入っています。

 
 

超高齢化が原因なのか?

 
確かに日本は超高齢化のスピードがとても速い国です。癌は長生きすればするほど遺伝子に異常が起きる可能性が増えるので癌になるリスクも高くなります。しかし高齢化は欧米諸国でも問題となっています。高齢化は確かに日本は1位で24.4%ですが…
 
しかしドイツは21.1%、イタリア20.8%と高齢化は同じように進んでいるにも関わらず、ドイツ、イタリア、フランスでは癌の死亡率は増えていません。
 
米国では癌などの現代病が増え、財政を圧迫することから、国民と栄養の関係を徹底的に調査した結果、FDA(アメリカ食品医薬品局)や米国国立ガン研究所が、健康のための数値目標を設定したり、ガン予防に効果のある食べ物の作用の研究を進めるようになりました。その国家プロジェクトの成果が実って、1992年以降増え続けていた癌の死亡数が減少に転じました。日本の厚生労働省もしっかりと仕事をして欲しいものです。
 
日本は医療技術の発展によって癌の治療もめざましい進歩を遂げ、昔に比べて、癌を一時的に克服する人が増えました。にも関わらず、癌で亡くなる人が増えてしまっている現実は残念でなりません。
 
米国などでは癌の予防に良い食品などを取り入れて予防している人が少なくありません。癌に罹患してしまった人は身体の状態が癌になりやすい状態に陥っていると考えられます。その状態を改善するのは医療ではなく、食生活の改善や運動などの自分でできる養生法、そして漢方や体の酸化を防ぎ遺伝子の異常を予防する機能性素材の役割が大きいと思います。免疫力を高める免疫賦活物質BRMも非常に有効です。
 
基本的には西洋医学の標準治療(手術、放射線、抗がん剤による化学治療)を排除せず、効果が見込めるのであれば標準治療も使うべきだとは思います(効果がなく重い副作用・後遺症しかないのであれば、標準治療はすべきではないと思いますが)。
 
勿論、私は過去に、病院から匙を投げられ標準治療をして貰えない癌患者さんが、自宅療養にて生活改善や食事改善などと共に、父が使用した医療機関向けBRM(免疫賦活物質A.M.D)や医療補助用酵素を組み合わせて、完治・改善をされた方々を私は多く見て来ましたので、一概に標準治療なしでは完治・改善が見込めないとは思いませんが。
 
また、せっかく手術などの癌治療が成功しても、癌になりやすい体質を改善できないとまた再発のリスクは高くなってしまいます。癌そのものを見て取り除き叩く西洋医学と、自分の持っている癌を防ぐ力(自然治癒力や免疫力)を高める、漢方医学や機能性素材の力が融合すれば、もっと癌で亡くなる人を減らせるのではないかと私は思います。
 
 
末期がん克服への架け橋区切り線
 
 
残念ながら、今も昔もステージ4の末期癌は標準治療ではほぼどうしようも出来ないと言えるのだと思います。
 
例え手術をしても、完全に取り切れず癌細胞が一部残ったり転移したりする事や、一旦は綺麗に切除できても末期癌になってしまった体質を改善していなければ、またすぐさま新たな癌が出て来て再発してしまう事もよくあります。抗癌剤や放射線で癌が縮小すると言われてトライしてみたものの、思ったほどの効果がないケースもあります。また、抗がん剤や放射線治療、手術療法などの西洋医学によるアプローチには色々限界や問題があり、強烈な副作用があったり重い後遺症が残る場合も多々あります。手術により癌細胞が全身に散らばったり、手術ミスにより命を落とすなど他の問題を誘発したり、抗がん剤や放射線治療によって強烈な副作用で苦められるだけでなく、抗がん剤や放射線が新たな癌の芽になったりと、延命のつもりが余計に体をぼろぼろにしてしまって寿命を縮めてしまう事があるのは良く知られている事です。
 
今回私の父のケースでも、手術が成功したとしても「非常に大きな後遺症が残ります」と主治医から説明がありました。再発・転移のリスクも非常に高いとのことで、実質「延命処置」しか出来ないと主治医は私たち家族に告げました。
 
私は主治医と話をすればするほど、色々と調べていけばいくほど、ステージ4に対する標準治療の限界や現実を知り、父を苦しめないためには標準治療以外にも目を向けて調べる必要性があると感じました。それは決して標準治療や西洋医学を頭から否定するものではなく、西洋医学の良いところは西洋医学を使い、標準治療に足りない部分は他の治療法で補うという考え方です。
 
そんな中、当時「アメリカの政府や医学界では標準治療によるガン治療の限界を認識しつつあり、ガン治療の方針を大きく変え補完代替医療を積極的に取り入れ始めている」という事を知り、アメリカでの補完代替医療・ホリスティック医学についても情報を集める努力をしました。補完代替療法・ホリスティック医学には様々な内容・種類がありますが、その中でも「免疫力を高める事」「自然治癒力を高める事」は癌に限らずどんな病を治療するにも必要なことであり、避けて通れないことを学びました。例え父の末期癌を根治出来ないとしても、免疫力を強化し自然治癒力が高まることで抗がん剤の副作用が軽減したり、癌の進行が鈍ったりして、父と家族の時間が一分でも長く取れたり、少しでも末期癌の症状が楽になるのなら、それだけでも十分な価値があると私は考えました。幸いにも私は、米国カリフォルニア州立大学UCLA医学部留学中の親友から免疫力や自然治癒力を高める事の重要性について詳しく教えてもらうことができ、私の父の末期癌治療においては標準治療と並行しながら、最大限「免疫力を高める事」に注力する方針に決めました
 
そして心身共に元気でなければ身体は思うようにならないと考え、生活の改善、食生活の改善、体力・筋力の維持向上、ストレスコントロールなど、父は徹底的に免疫力の強化に必要な他の要素の改善を取り入れる努力をしてくれました。
 
その結果、入院からわずか4カ月で父は余命3ヶ月だった末期癌を、完全に消滅させる事が出来たのです!
 

 

 
 
日本にはいまだに、西洋医学(標準治療)のみが絶対的なものと信じて疑わない医師や看護師、そして一般の方が多くおられます。癌は死生観も関係する病ですし、多様性の世の中ですから、それ自体、私はその人たちの考えを尊重したいと思っていますし、否定をしたり私の考え方を押し付けるつもりもありません。西洋医学のメリット・デメリットや5年生存率の現実をしっかりと理解した上で、それでもやっぱり「西洋医学・標準治療のみが自分にとって最適な選択だ」「標準治療でダメなら仕方がないことだ」と本気で思えて納得できるのであれば、標準治療のみを選択されたら良いのだと思います。
 
大切なのは、癌患者さん自身が納得できる治療法であるかどうかですから。
 
ただ、標準治療だけが医療だと信じて疑わない方々の中には、自分が知らないものや自分の理解が追い付かないもの、自分の常識外のものを自分の論理だけで全否定したり、非常に無知がゆえに「代替療法はすべてがまがい物だ」とひとくくりに見下したり馬鹿にしたりして、SNSなどで過激な意見を投稿する方がおられるようです。正義は立場によって大きく変わるものですから、そういう方々も末期癌患者さんのためを思っての行動なのかも知れないですが、残念ながら西洋医学・標準治療のみで末期癌を完治に導くのは非常に困難であるのが現実であり、西洋医学・標準治療のみを押し付けるのは、決して癌患者さんのためになるとは言えないと私は思います。正直言って無責任すぎる投稿・意見だと思います。
 
また逆に、西洋医学を頭から全否定し、西洋医学以外のものだけで末期癌は完治すると言い切る人たちも同じく無責任すぎます。
 
今現在、人類はまだ癌を100%確実に治せる方法を得ていません。何が癌治療に役立つのか、まだハッキリと分かっていないものも多々あります。標準治療であれ、代替療法であれ、患者さんに必要なもの・役立つものを組み合わせて治療成績を高める必要があるというのに、日本は一体何を対立しているのでしょうか。
 

日本にも名医と呼ばれる癌の治療成績がズバ抜けて素晴らしいドクターがおられますが、そういう名医は手術・放射線の技術や抗癌剤の使い方が上手いだけではありません。調べてみると、患者さんに必要なもの・足りないものを補うことを名医は当たり前のように徹底されているのです。必要であれば体力や筋力をつけるためのリハビリ療法を取り入れたり、東洋医学でも食事療法でも温熱療法でも、さらにはヨガでも市販サプリメントでも、患者さんにとって役に立つもの・必要なものは補助的に補完代替療法を加えて使用されています(勿論、エビデンスがしっかりとある代替療法に限りますが)。名医と呼ばれるドクターは、まさしく標準治療に補完代替療法を組み合わせた「統合医療」にて末期癌と闘い、良い治療成績を残しておられます。
 
標準治療だけで癌を100%完全に治せたらそれが一番面倒臭くなく安上がりですし、最高に良いことなのですが、このページの最初にも記しましたが、国立がん研究センターの治療成績データを見る限り、標準治療だけで治せる癌は早期発見のステージ0~2くらいまでだという現実は、最低限知っておいた方が良いと思います。ステージ3以降、特に私の父と同じステージ4の場合は、標準治療のみに頼る決断は非常に命を落とすリスクが高くなってしまいます。また、命が助かるのであれば手術で何でも切除すれば良いとの考え方の人たちがいますが、私の父のように咽頭がんや舌がんだと、手術によって「声」や「舌」を失ったり、乳がんであれば女性らしさの象徴である乳房を失うという、一生ずっとその大きな後遺症を抱えて生きていかなくてはならない患者さんの事をもっと真剣に思い、そのような大きな後遺症が残らないような手段はないのか、患者さんのためにもっと考えないといけないと私は思います。

 
ある糖尿病医は、補完代替療法を全面否定しているあるブログにコメントを寄せられていて、「(代替療法を全否定する)こうした記事に接するとき、免疫療法を一方的に詐欺呼ばわりし、断罪する標準治療推進派の文脈の中にもときどきある種の独善(自文化中心主義)を感じることがあります。私は糖尿病医であり腫瘍学に対しては素人ですが、癌の自然退縮など、まだまだ不明な点がたくさんあることも事実だと思います。ケリー・ターナーの『ガンが自然に治る生き方』に記述されているような事例を非科学的と真っ向から否定するOncologist(代替療法を全否定する人たち)の姿勢には疑問を感じます。もっと開かれた態度で癌患者やそのご家族と向き合うべきではないでしょうか?解決の唯一の方法は、私たち医療者が「コミュニケーション能力」を磨いていくことにあるとは感じますが、この問題はコミュニケーション能力だけでは克服できない領域を含みます。癌当事者の生きる世界を理解出来ない医療専門家、代替医療を軽視する科学(oncology)至上主義などです。医療の世界に文化人類学、医療人類学、医療社会学、哲学・倫理などの専門知識が必要な理由はまさにここにあるのではないかと思います。」と記されています。凄く真っ当な正しいご意見だと思います。日本では、こういう医師は残念ながらまだまだマイノリティーな存在なんだと思います。
 
結果、日本ではSNSを中心に「西洋医学VSその他の治療法」みたいな構図で、どちらが「善」で「悪」かと悪口の言い合いのような事になっていますが、私は非常に馬鹿バカしく思っています。人類の敵は「ガン細胞」なのであって、西洋医学かその他治療法かで無意味な対立をしている意味が分かりません。
 
大切なのは「どうすれば末期癌を治す可能性を高められるのか?」です。
 
西洋医学(標準治療)かその他治療法か、そんな手段の種類は癌患者自身やその家族にとってみればどちらでも良いのです。西洋医学以外を全否定する者、西洋医学を全否定する者、私は医師であれ看護師であれ一般人であれ、そういう合理的でなく偏った自己中心的な意見や考え方を他の者に押し付けてくる輩は信用できません。特に、癌患者でもなくそのご家族でもない者であれば余計にです。
 
標準治療は標準治療で、正しく使えば効果が得られる治療法であることは間違いない事実ですし、補完代替療法もちゃんと科学的根拠のあるものを選択すれば確実に患者さんにとってメリットのある治療法です。どちらも「善」ですが、ただ癌に対してはどちらも万能・完璧ではなく「限界」「問題」があります
 
一番患者にとって「問題」「害」なのは、西洋医学だけが唯一の有効な治療法だと思い込み、標準治療以外のものを頭から全否定して、患者や家族を洗脳して治療の選択肢を奪ったり、病院ビジネスのためや自己保身のために標準治療だけを患者や家族に押し付けて、結果、根治出来なくなったら匙を投げてしまう無責任な医師や看護師などの存在です。また、熱血なドクターも自力(標準治療)のみで何とかしようと頑張る傾向にあり、結果的に標準治療のみに固執して問題が起きることが多々あると言われています。
 
また逆に、西洋医学を一部使えば根治の可能性がある病状なのに、お金儲けのために標準治療を全面的に否定して「代替療法だけで治る」と無責任に推奨する医師や自由診療クリニックの存在も同じく「問題」「害」です。
 
そしてさらに、治験や研究などされておらず科学的根拠がないものをあたかも効果があるように嘘偽ってビジネスにしようとする健康食品悪徳業者の存在と、厚生労働省が「西洋医学に拘らず、癌治療に役立つ治療法は何か」を公正に調べようとしない怠慢さが、「西洋医学 VS その他治療法」という意味不明な対立を生み出し、結果、日本のガン治療を世界の流れから遅らせて「極悪」な状況にしているのだと私は思います。
 
現状、西洋医学による標準的治療をベースに、西洋医学に足りないものを科学的根拠のある補完代替療法やホリスティック医学を加えて補うことが正しいガン治療だと思いますし、末期癌を完治へ導く可能性が高まる唯一の方法だと私は考えます
 
例え、病院ビジネスのために主治医や看護師から病院治療以外のものを反対されようとも、あとで後悔しない・納得できる治療を行うことが患者さん本人にとってもご家族にとっても何よりも大切だと思います。
 
誰のための命で、誰のための治療なのか・・・それを考える必要があります。病院のビジネスに付き合う義理はないはずです。
 
日本の医療もアメリカや欧州のように、本当の意味での患者主体の体制や考え方に変わり、医師自身が「治療効果はほとんど見込めない」と分かっているにも関わらず、抗がん剤を無理矢理に病院ビジネスのために仕方なく使い続けるなどという意味不明な医療はもう止めて、もっと患者さんのためになる本物の治療が、日本のどこの病院でも受けられるようになればと願うばかりです・・・
 
私の父の闘病記をはじめとして、私の同級生(悪性リンパ腫)やこのサイトを参考にして末期癌と闘われて完治改善された方々の完治事例も別ページに掲載しておきますので、私がいろいろと調べた標準治療の現実や問題点、そして免疫力を高める事の重要性、様々な役に立つ補完代替療法などの情報などを併せて読んで頂き、これから末期癌と闘われる方や現在闘っておられる方の希望や勇気となり、正しい治療の方向へ向かう新たな気づきやヒントになればと願っています。
 
※最先端の末期癌治療に関する研究や治療法に関しても随時追加して行こうと思います。

 
 

 
ステージ2までの早期がんであれば、手術で癌細胞をすべて綺麗に切り取ることが出来れば、癌が完治する可能性は高いと言われていますが・・・。
 
「奇跡を起こす驚異の免疫療法」や「病気が治る人の免疫の法則」などの著者で知られ、自ら消化器官科の医師として胃がんの摘出手術を30年以上行ってきた福田医師は癌の摘出手術についてこう語っています。
 
「手術は血管を傷つけ、組織を痛めつけ、自然治癒力を奪い取る」と。
 
その理由として福田医師は自らが外科医として30年にわたって行ってきた癌の摘出手術を根拠に挙げています。福田医師は30年間でとうとう治癒率を上げることはできなかったと言います。特に進行癌にいたっては助かる人は10%にも満たなかったと・・・。
 
そんな西洋医学による標準治療には限界や問題点があることをベテランの外科医が語っているのですから、病院の標準治療だけに頼りきって信じて治療を進めるのは大きなリスクがあると私は思います。
 

「ステージ2までの癌だから手術で癌細胞を切除したから大丈夫」と安心するのではなく、せめて手術で自然治癒力が低下した分を、強化・向上する必要はあると思います。その辺りが病院は手当てをしてくれない部分ですので、再発や転移を防ぎたいのであればご自身でしっかりと対策をすべきだと思います。
 

 

 

私たちの身の回りにある有害化学物質やストレス、老化、その他、さまざまな原因によって、癌の発生率が近年にない急激なスピードで高まっていることは残念ながら事実です。アメリカでは、1996年の1年間だけで、癌にかかった国民が約120万人にのぼるそうです。癌の罹患比率は男女ほぼ半々で、癌細胞は男女を問わず大人も子どもも老人も見境なく攻撃します。男性は前立腺癌にかかる割合が最も多く、女性の場合は乳癌が1位のようです。そして、この120万人のちょうど半分の60万人が1年間に癌との闘いに破れ、亡くなっているようです(1996年当時のデータ)。
 
日本においても1991年以降、死因のトップだった脳卒中を追い越して、癌が第1位になったのは上でも記した通りです。日本でも1986年以降、毎年19万人以上の人々が癌で亡くなっています(2020年台、癌による死者数は約40万人で倍増/ガン罹患者数は年間100万人)。最近の日本では、癌患者の約2人に1人が、癌で死亡している計算になります。勿論、アメリカと日本の人口の違いはありますが、全人口に占める癌による死亡の割合は、1990年代当時はほぼ同じでした。但しアメリカでは1991年をピークに癌による死亡率は減少、日本だけ死亡率・死亡者数がずっと増加傾向にあります…。
 
こうした、文字どおり地球的規模の人類最大の疾病である癌に対して、私たち人類ははるか昔からさまざまな知恵と工夫で闘い続けてきました。それにも関わらず、癌は研究者・医師の努力をあざ笑うかのように、依然として増え続けているという状態です。
 
癌は生活習慣病とも呼ばれ、日々の生活におけるストレス管理や規則正しい食事、自然の水、適度な運動などが非常に大切です。この日々の生活が乱れた結果、健康だった体質を、徐々に癌になりやすい体質へ変化させてしまうのです。ですから「若いうちから癌にならないよう、予防に力を注ぐべきだ」という声も段々と強くなってきています。確かに、癌にならないために予防策を講じることは非常に大切なことだと私は思います。今現在健康な方は是非、癌にならないように予防をされることをお奨めします。
 
しかし万が一、不幸にして癌になってしまった場合には、それからストレス管理や規則正しい食事、自然の水、そして適度な運動を始めるだけでは、即効性がないので手遅れになってしまう可能性があります。勿論癌になってしまった後も、体質改善やストレス管理はとても大切なことですから、是非実践して下さい。しかし、体質改善には年単位の長い時間がかかるため、癌細胞の増殖スピードを考えるとそれだけでは癌と真っ向から闘えません。
 
では、癌になってしまったらもう絶対にお手上げかというとそうでもありません。これまで医学が癌治療に対して行ってきたこと、現在も行っている治療法の限界と、あまり大きな声では語られることのない現代医学のマイナス面を知った上で、早期に適切な処置を行えば、必ず無事生還を果たすことが出来るはずです。その”適切な処置”のポイントは、「免疫力を高めること」に尽きると私は思います。癌と闘う最後で最強の武器は「免疫」だということを、私のホームページを通じて知って頂けたらと思います。
 
ここではガン標準治療(西洋医学)の限界と問題点、そしてメリットも合わせてじっくりとご覧下さい。
 
※「代替療法とは」ページにもYoutubeによる西洋医学3大療法(手術、抗がん剤、放射線治療)の限界・問題点・治療成績などについて分かり易い動画がご覧頂けます。是非ご覧になってみて下さい。
 

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